株高の現状で今から投資をしても良いのか?投資するならどの銘柄?

最近では株高が続いています。バブルだと言われている現状でどう運用して老後の資産を蓄えるのかを考えていきましょう。
まず現状の整理ですが、新型コロナウイルスのパンデミックによって各国がロックダウンに入りました。人命が何より優先という措置です。
ロックダウンを行うと人の流れなど経済が止まります。短期的には飲食業や旅行産業などの娯楽産業がまず影響を受けます。これは皆様も肌感覚としてわかるかと思います。実際、日本政府は飲食業などに営業時間の時短要請を行っており、これだけでも売上が減少するのは統計を取るまでもないでしょう。
長期的に見ても経済活動は縮小すると考えられます。娯楽産業の売上が減少する事はすなわち雇用に影響します。雇用が維持できなくなると当然家計の可処分所得は減少し、支出が減ります。ロックダウンによって強制的に止められた娯楽産業だけではなくその他の産業にも影響がでてくる訳です。支出が減るのに無用なものは買わなくなりますよね?
そうなるとデフレ経済が訪れます。物価の下落と賃金の低下が重なり不景気となります。失われた20年という暗黒期を経験した日本ならこの重大さがわかるでしょう。バブル崩壊によって我々は長く苦しみました。
このような状態にならないように行われているのが政府及び中央銀行による経済支援策です。
政府は給付金や雇用維持のための助成金など各種財政出動を行い景気を下支えしています。極端に言えば職がなくても、コロナ禍が収まるまで給料が入るのであれば何の心配もいらず、経済が回りますよね?
とは言え、国の財政は無限ではありません。税収で足りない分は国債の発行でまかないます。この国債ですが、いわば借金となる訳ですが返済の利回りが高くなると将来への負担が大きくなります。そこで日銀などの中央銀行はこの利回りを抑える為に買い入れ措置を行っています。これにより利率を下げ財政への影響を軽減するとともに、市中金利が下がる事で市場へ資金供給・流れを高めようとしているのです。
更には資産価値を高める措置を行っています。これはコロナ以前より行われている事ですが、基本的に株(正確にはETF)を日銀が買い入れる事により株価を上昇させる。これにより、資産価値を高め消費を促すという措置です。
さて、経済の見通しは依然新型コロナウイルス感染症の収束次第であり見通しは明るいものではりません。一方で株価は高騰を続けています。
これは、先程述べたような政府日銀による政策が功を奏していると言って良いでしょう。反面、政府日銀の政策も永続するものではありません。物価の上昇がおこれば日銀は政策の転換を図るでしょうし、政府も財源の制約からっころな収束後には支援策を打ち切るでしょう。
では、現状がバブルであり今からの投資は無理なのか?しないほうが良いのでしょうか?
そんな事はありません。日本の金利上昇は依然見られておりません。また、企業業績の悪化はすでに織り込んだ上で2月の決算発表が概ね良好であれば将来見通しも明るくなり今後も株高は続くでしょう。
インデックス投資を行い資産形成を行う事はやめるべきではないでしょう。コツコツと積立るのが良いと思います。
個別株に投資をする場合は基本的には短期投資は別としてバリュー株が良いかもしれません。コロナ禍の影響で巣ごもり需要の恩恵を受けるグロース株は株価が上昇していますが、いずれ資金循環でバリュー株に戻ってくるでしょう。高配当の銘柄を狙って投資する事をオススメします。